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ラリーモンゴリアその4 (ETAP3)
朝、起きるのにろっ骨が痛いのはどうやら最終日まで続くらしい。そしてループの日のなんて憂鬱なことか・・・たかが230kmなのに今日は休みたい。結果から言うとこの日はダメな私が一番お出ましした日であった。とりあえずマップを巻いてスタートの準備をする。どうせ行かなきゃならないとわかっていても「あー行きたくない。」と言ってしまう。

スタート前にキャンプのGPSポイントをルートの最後に付け足す。そしてスタート。
f0053647_2324541.jpgキャンプの周りは多少フカフカしていたのに、10キロも走らないうちにひどいマディーになった。前にスタートした人たちもスタックしてそれはもう雨のエンデューロそのもの。わだちを避けて走るがその路面もツルツルでグリップしない。慎重に乗っていたつもりではあるが何度か草にはねられた後、こけてしまった。こけると痛さは倍増する。そして起こそうとすると・・・右手に力が入らない。左手では起きる気配なし・・・そういえば1日目に前転して以来こけていなかったので気付かなかった。まずい、バイクが起こせないらしい・・・。走行しているとスタックしていた須川さんに声をかけられる。
「大丈夫?」
「いや、だめっぽいです。」
そして、自分のバイクもほどほどに起こしてくれた。ありがたい。この区間、1キロ弱で終るようだが1/10も来ていない。この調子で行くと10回はこける計算になる。バイクなしで歩くだけで滑ってしまうこの区間。もし、この先に度々あると今日は帰れるどころかどこかで行き倒れてしまいそうだ。どうする?仕方ない。乗ってもこけるだけなら押そう。と押し始める。後ろからはムッホのタンドラがわだちの中を走っていく。これは、わだちの中のほうがいけるのでは?わだちに向かってバイクを押すが少しバランスを崩しただけですぐに倒れてしまう。またこけてしまった。今度はSARUULさん。私の近くにいたというだけで起こしてくれた。本当に申し訳ない。それから、何度か須川さんに起こしてもらいながら少しずつ進んだ。と、この先はムッホが手伝ってくれた。今回も一人では完走できないみたいだ。須川さんはまだマディーで苦しんでいるが先に行かせてもらった。すぐに道幅の狭い、クネクネとしたピストに出た。走りにくいことこの上ない。その先もナビゲーションがちょっと難しい。薄いピストやCAP走行が多かった。そしてフカフカの区間もそれなりにある。今回のマシーンCRF250Xでは6速のままでは砂にパワーを食われてしまった。もう少しスプロケを低速のセッティングにしておくか、高回転でキープできるスキルがあれば速く走れるのかもしれないが、砂では5速で走るのが私の限界みたいだ。

とにかく砂でスピードが出ないままずっと我慢だった。そして90キロ過ぎ、ゲルをまっすぐ行ったらあるはずの分岐が無い。あれ、間違えたみたいだ。戻ってやり直し・・・だけど、ゲルには凶暴な犬がいた。でもこれはミスコース。その前にどこか道があるはず・・・戻るとやはり犬が追ってきた。犬が諦めるまで走る。そしてやり直し。間違いなくあのゲルが地図のポイントなのだけど・・・何度かゲルの前を行き来しているうちに住人がうるさいと思ったのか?犬に追われて気の毒に思ったのか道を教えてくれた。どうやらまっすぐだけが目に入っていたがこの先で右に曲がる道があるらしい。車でCPの直前まで案内してくれた。

CP1はまこちゃん。ちょっと休憩させてもらうことにした。何せダメな私のままである。「もうダメ。」という私に「大丈夫。」と一言。でもこの一言でだいぶ元気になったような気がする。その先まだまだフカフカな道は続く。

ハンドルを取られながら、130km近くを進んでいると2台のバイクが・・・ここ何キロ地点?と聞かれて答える。ここまではミスコースしていないはず。ところが右に入る道が見つからない・・・いったいどこ?分岐も無いし・・・広すぎてどこから来たのかもよくわからなくなった。GPSは真右を向いている。遠くに数台のバイクと菅原さんのジムニーを発見した。うーん、どこか聞いてみるか・・・止まってたずねてみると菅原さんも迷っているようだった。配布されているルート図から村を割り出して走り出したようだ。「付いてきて。ゆっくり走るから。」とピストを横切り始めた。渡りに船。である。このまま付いていくことにする。しばらくするとムッホのタンドラが遠くに見えた。オンコースだ。菅原さんにはCPまでの10キロを連れて行ってもらった。ここからは当然ペースが違う。あっという間に見えなくなった。

その先は固いメインピスト。わかりにくい分岐も無かった。どちらかというとタンクローリーの大群の埃が気になった。最後は数キロのCAP走行(もちろんコマ図に従って)で無事にゴールした。ゴール後、校長先生の一言。「まるちゃん、ビリ。」
結果をみたら、出走した中でビリから2番目だった。でも、今日はダメはダメなりに帰ってこれたことに意味があったように感じた。

さて、遅くなったといってもまだ15時。今日は整備をちゃんとすることとしよう。
f0053647_23316100.jpgまずはオイル、フィルター交換。まし締め、スポーク確認、タンクの固定の改善。そしてステダンの予備が見つかったので交換した。これで明日からはダンパーが効くようになるはずだ。
それから、1本で走りきれるかもしれないが、タイヤも交換する。これで最後まで無交換でいけるはず。ホイールを外したらせんせがタイヤを替えてくれた。そして、ナビ周りも。マップケースが転倒以来、手巻きになってしまったので、予備と交換した。それから、リアフェンダーのステーが破断していたので、代替のステーを製作。
そして忘れてはいけないのがタンクのお姉さん。マディーの区間で左側のお姉さんには顔だけ泥が付いていて見えない。泥パックと取ってもらえたらいいが、顔に泥を塗られたと憤慨されては大変である。女同士は以外にシビアかもしれない。ここはお姉さんだけでもきれいに掃除しておこう。

せんせに手伝ってもらいながら今日は満足な整備が出来た。これで壊さなければオイル交換を後1回で最後まで持つ予定。ご飯を食べて、今日はゆっくり眠れそうだ。

photo:うなぎさん、JFKさん
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by xr_maru | 2009-08-26 23:01 | Rally Mongolia2009
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