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ラリーモンゴリアその2 (ETAP1)
ETAP1は500km超と比較的長い。リエゾン40km SS1 240km リエゾン15km、SS2 240km 全部で500キロ超ある。なのにSSのスタートは10時。日没は21時なので時間は11時間。Ave50kmで走ると日が暮れる前ギリギリの計算になる。それに加えてスタート前にちょっとした不安があった。燃費。今回かんちゃんに借りたタンクは16Lまでメモリがある。ワンタンク300km走るには20km/lの燃費を出さないといけない。一応、回りの人には「止まってたらガソリン分けてね。」とアピールしてみる。けどなんとなく不安・・・

スタートしてまずは順調にこなす。都会の近くのピストはあみだくじのように入り乱れてどのピストを走ろうか迷ってしまう。それに加えて4輪の数台前からスタートしているので最初の150キロはとにかく車に越されるたびに砂塵がひどくて大変だった。塙ランクル、レンジャー、そしてまとまってくるモンゴル人のEvo。この日越された最終のジムニー2台にいたるまで、もう目が痛いこと。しばらくすると目にべっとり目やにがついて左目の視界は真っ白になってしまった。

f0053647_20381121.jpg車がひと段落したら次は村だ。初めてきたときには本当に村のナビはわからなかった。最近はどうにか・・・
私の村のナビゲーションはとにかくゆっくり走る。村の子供が走ってきたらまず間違いなく越される。特に指示が数十メートルおきのところはなおさら。ICOの表示は少数第一位までに設定しているので数十メートル単位のところはとにかくゆっくり走って、地図に書いてある、道の形と建物を見逃さないようにする。わからなかったらとにかくとまって風景と一致するまで考える。今回は村で迷うことは少なかった。最初の村も無事に越えて村の出口のピストでCAPを確認する。よし、ちゃんと抜けた。CP1でチームメートの須川さんの無事を確認して、燃料をチェック。300kmちゃんと走れそうだ。今日は時間も無いので先を急ぐ。
チームの方々がとまっているのを数人見たけど、大事ではなさそうだ。無事にSS1を終えた。ここまでは迷わず、ミスコースもせずに優秀。

リエゾンの舗装路を15kmほどこなし、村のGSで給油。時間は15時。やっぱり今日のスケジュールは日暮れまでギリギリだ。
水が減っているのが気になったので。GSの店で水を購入してキャメルバッグに足す。居合わせた小林さんにコーラを頂いたがこれが冷えていておいしい。これを飲むために走っていたんじゃないかと思うくらい。このGSでお昼ごはんにランチパックを食べた。

給油と補給を終えてSS2のスターと地点へ急ぐ。到着してから10分は待ち時間らしくこの時間でトイレ。もちろんバイクでちょっと走って物陰で。ところがここは都会の近く。なかなか何も見えないという場所が見つからず、えい!どうせ一生合わない人たちだろう!この辺でいいや。と人家を遠くに見ながら用を足した。

午後からのスタート。スタートしてすぐ、前からコロンビアンエスクード?がやってきたけどなんだったんだろう!?さすがに都会の近くのピストは入り乱れて難しい。そして南に下って来て暑さもMAX!次第にぼーっとしてきて見落とす分岐が多くなる。うーん・・・この分岐はどっち!?と数百メートル違いのコマを見ながらまっすぐ行った須川さんを見送った。距離的には左だけど、一つ前の分岐を見落としていてそいつはまっすぐと書いてある。とりあえず距離的に行ったら左折。左に行ってみる。しばらく行っても次のランドマークらしきものがない。違ったか!?と戻る。前からのりおさんがやってきた。あれ?合っていたかとのりおさんと少し話して引き返してみる。おっ!次の分岐があった。ここでOKだ。
ICOを修正してアクセルを開けてもとのペースに戻した。須川さんも気付いて戻ってくるだろう・・・さて、私は遅いし先に行っておこう・・・・そんなことを考えていた。けど気付いたら頭を打って背中を打ってザーっと転がっていた。あれ!?骨折してないよね!?バイク壊れないよね!?転がりながら心配になる。止まった。あれ?息が出来ない。体もあちこち痛い。動けない。ヤバイ。バイクの音が近づいてきた。よけないと轢かれる・・・・でも動かない、どうしよー。
私の心配をよそにバイクは止まってくれた。「大丈夫かー!」須川さんだ。
とりあえず徐々に動くようになってきたので体を起こしてみる。後ろからXTの岩崎さんもやってきた。バイクを起こしてもらった。頭を打ったらしくヘルメットの部品が取れていた。
「まるちゃんどっちからきたかわかる!?」
バイクの向いている方向から推測すると、こっちだけど、この二人の空気・・・どうやら違うらしい。そして、私、状況がよく把握できていないらしい・・・。周りの状況から想像するに、道の端にあった石にヒットして前転。バイクはマップ周りから着地してそのまま倒れたみたいだ。バイクは、マップケースは砂がいっぱい入って動かない、GPSは真ん中から二つにわれて中のICが破損している。電源すら入らないみたいだ。
ここは、つれて帰ってもらおう・・・。「須川さん、スミマセンがつれて帰ってもらえませんか?」とお願いしてみる。早速ダメな私、登場である。

ここからは須川さんの先導である。マップケースは、手で思いっきり回せば何とか回るようで、少し冷静になったら、地図を見ることができた。それにしてもギャップを越えるたびにアバラが痛い。これは骨かな?とりあえず様子をみよう。そして右足も痛い。こっちは骨ではなさそう。
それにしても今日は時間が無い。そこからは夕暮れと戦うことに・・・。後半少しナビゲーションが難しくなったが大きく迷わずに日暮れギリギリでゴールできた。今日はスモークレンズしか持っていなかったのでラスト50kmは路面がほとんど見えなかった。明日はクリアレンズも持っていこう。

GSで給油して、キャンプに戻る。だんな様に修理を手伝ってもらうように言って、テントをメカニックで来てくれているせんせに立ててもらった。アバラが痛くてポールが引っ張れないし・・・とりあえず着替えてメディカルに行って目を洗ってもらった。埃で目ヤニが膜のように張って時々目が見えなくなる。食塩水を注射器から噴射させて目を洗ってもらう。目薬もダメな私、拷問に近い。目を閉じるなといわれても・・・ムリ。でも洗ってもらったら、目の痛さは収まった。部品をだんな様に渡して、私は代わりのGPSを。まさかこんなことになるとは思わずに、スペアの借り物にはデータを入れていなかった。本部にデータ転送をお願いした。そしてとりあえず私は基本整備。エアクリ変えて、オイル量をチェック、各部の増し締め。そしてご飯を食べて戻ったらフロントの修理がほぼ完了していた。スペアのGPSホルダーにGPS(両方借り物)マップケースは治したらしい。さて、明日もどうにか出走できそうだ・・・。

Photo:うなぎさん
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by xr_maru | 2009-08-23 20:33 | Rally Mongolia2009
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